「緊急事態宣言」期間中の治療継続に関して

有生会のお知らせ

東京都では緊急事態宣言が発令されましたが、現段階で「立ち入り自粛要請区域・施設」に歯科医療機関は含まれておりませんので、当医院でも感染予防・感染防止に努め、診療を行っております。
患者様には通常通り、通院いただいておりますが、今後、政府より自粛要請があった場合や基礎疾患等をお持ちで通院がご不安な患者様におかれましては、この時期、次回の診察まで期間があいてしまう可能性があります。

歯科治療中に治療を中断してしまうことには、ご不安があるかと思います。
本来であれば、治療で歯を削ったまま、最終的な詰め物や被せ物をするまでの間に長期間、放置してしまうことは以下のようなリスクがあります。
・削ったままの状態の歯は、再びむし歯になりやすい
・削ったままの状態の歯は、健康な歯に比較して割れやすい
・神経のある歯は刺激が加わることにより、神経の炎症をおこす可能性がある
・根の治療途中であれば、根の中に再び細菌が入り込んで化膿する可能性がある

このようなリスクがあるため、できれば治療完了まで継続して行っていきたいと考えておりますが、この期間は通院が困難になる場合を想定し、その間もなるべく影響が無いように当医院では「治療中の歯の保護」に取り組んでまいります。
通常よりも外れにくい仮の詰め物に変えたり、仮の歯を作製したりして、日常をご不便なくお過ごしいただくよう考えてまいりますが、一時的な処置になりますので通院できる環境に戻りましたらなるべく早くご連絡いただけますと安心です。